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02
「幼稚園活性化プロジェクト」(教育事業)

プロジェクト担当者: 篠田 大輔

【チームリーダー】
2009年度入社教育学部・教育科学科

総人口に対する高齢者の割合が20%を超える近年、
少子高齢化は様々な分野に影響を及ぼしている。
S・Yワークスで篠田が担当する"教育"分野も、その一つだ。
園児数の減少に頭を悩ませる幼稚園。
篠田が導いた答えは、誰にとっても身近なキーワードだった。

STORY 01
少子高齢化に挑む、幼稚園。

S・Yワークスにとって"新卒第一期生"となる篠田が入社したのは、2009年。以来、一貫して"教育"の分野に携わってきた。全国の幼稚園においてより良い園児募集の実現や現場の活性化、業務改善などに取り組みながら、数々の実績を残してきたそんな彼が、その日出会ったのはとある"課題"を抱えたお客様だったという。「確かな実績をもつ、名実ともに地域の幼児教育を支えてきた幼稚園さんからのお話でした。園児数が多いお客様でもありましたので、お話を頂いた際は、身が引き締まる感覚を覚えましたね」篠田がこう話すように、その幼稚園は地域の信頼も厚い園。しかし、近年の少子高齢化の流れを受け、ある"課題"を抱えていた。「少子高齢化による園児の減少です。時流の影響もあり、どこの園も抱えている課題ではあるのですが、この幼稚園さんでは特にその傾向が早く出ていた。早急に打ち手を考えたい、というお話でした」
減少する幼児数と向き合い、それでも選んでもらえる園にしなければならない。一筋縄ではいかないこの課題に対し、篠田はまず"状況の把握"から始めた。「チームのメンバーと共に一ヵ月ほどかけて、周辺にある園や地域の状況を徹底的に調べました。時には、保護者の振りをして競合となる幼稚園の視察に行くこともありましたね。データを集め、現地を確認し、少しずつお客様の園が置かれている状況が見えてきました」

STORY 02
いつもの一日に潜んでいた、最大の強み。

篠田が見いだした園児数減少の理由。その一つは"差別化"にあった。「地域で好調な園を見ると、カリキュラムに独自性を付与し、他園との差別化を意識されていました。それぞれが持ち味で勝負する中、お客様の園が持つ"特長"が、保護者に見えづらくなっていたのだと思います」ようやく見つけた解決の糸口。そして篠田は、次に"内側"に目を向ける。「外部環境が把握できたので、次は自分たちの園が持つ強みを見いだすことに注力しました。その結果、他の園にはないある特長が見えてきたんです」
調査の結果、ついに見えた自分たちの特長。それは、意外な場所にあった。「食卓です。つまり、園児が食する給食ですね。多くの幼稚園さんが外部の業者によるお弁当などに頼る中、お客様の園では以前から法人で雇用した職員さんが手作りしていたんです。単なる給食ではなく教育に高めるべき、と思いました」食を通じた幼児教育。確かに、注目を集める可能性を秘めた取り組みだが、そこには苦労もあったという。「食育という言葉はありふれているが、定義はあいまいなことも多く、参考にするべきモデルもありませんでした。そのため、自分たちでゼロから考え、かたちにしていかなければならない。これは大変でした」暗中模索のカリキュラムづくり。さらに、もう一つ乗り越えなければいけないハードルがあった。"学びの可視化"だ。「成長は、目に見えません。ゆえに、園児たちの学びを可視化してあげる必要がある。そのために"スタンプカード"を用意しました。カリキュラムを終えるごとにスタンプを押して、成長を確認できる仕組みです」

STORY 03
大人が学び、子どもに伝える。

やがて、カリキュラムは徐々にかたちになった。「初期段階では、お箸の使い方などの基本的な取り組みから。その後、お出汁の違いを知るといったより具体的なカリキュラムに落としていきました。お出汁の勉強でも、最初は昆布や鰹といった"単一出汁"から始め、やがて"合わせ出汁"へと移るなどの工夫もしましたね。また、お家でお母さんと一緒にお味噌汁をつくり、お母さんのOKをもらえたらスタンプを押す、などの"食卓教育"にもアプローチしました」そうしたカリキュラムづくりには、現場で働く先生方の協力が欠かせなかったという。「園児たちに直接教えるのは、もちろん先生方です。そのため、先生方自身が食を勉強する必要がありました。そのお手伝いをするために、仙台から鰹出汁や昆布を持参し、"出汁の味比べ"をして学び合ったりもしました。私たち大人が知識を深め、園児たちにより良い教育を届けたい。その想いを共有できた、素晴らしい経験だったと思っています」
大人が学び、子どもに伝える。篠田の挑戦は、教育のあるべき姿としてのかたちを成し始めているようだ。彼は言う。「実は、学生時代はカウンセラーを志望していたんです。でも、ある時"もっとより良い社会を、仕組みからつくれないか"と考えた。その実現のために選んだ会社が、S・Yワークスです。"幼児教育"という可能性に満ちたフィールドで、もっとより良い未来づくりへアプローチしていきたいですね」より良い教育から、より良い世の中へ。これからも、篠田のプロジェクトは続く。

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