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Project of S・Y WORKS
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01
「老舗菓子店 新店舗開発プロジェクト」

プロジェクト担当者: 久保 翔平

【チームリーダー】
2008年度入社農学部応用動物化学系

創業80年以上の歴史を持つ、老舗菓子店の新たな挑戦。
それは、数百坪ある敷地を舞台にした、旗艦店のオープンだった。
創業の地・北海道旭川で"一番喜ばれるお店にしたい"という
夢を叶えるために立ち上がったのは、
若手コンサルタントとして活躍していた、入社5年目の久保だった。

STORY 01
思いがけず出会った、老舗菓子店の挑戦。

『日本人への遺言セミナー』は、S・Yワークス代表の佐藤と各界を代表する著名人が登壇し、日本人の"生き様"や"あり方"を伝える、人気セミナーだ。当時、入社五年目だった久保もまた、同セミナーに運営として参加していた。「社内で"遺言セミナー"と呼ばれる本セミナーは、非常に哲学的な話が中心。そのため、セミナー終了後にお仕事のお話を頂いたのには少し意外な感じさえしました」同セミナーを通じ久保が出会ったのは、北海道・旭川で創業80年以上の歴史を持つ老舗菓子店だった。「"80数年"という月日は、菓子業界全体で見ると決して古いわけではありませんが、こと北海道という土地で言えばかなりの歴史だと言えます。地元のお客様に長く愛されてきたお店だということが、その一点からも垣間見えました」
久保がこう話すように、その菓子店は旭川市内にいくつもの店舗と多くのファンを持ち、確かなブランドとして地元に立脚していた。そんな中、とある"チャレンジ"に向けて動き出していたのである。「数百坪ある大型店舗を使った工場機能の一部移設と、旗艦店のオープンでした。これまで育んでくださった地元への感謝を伝え、これからの会社全体をけん引する、過去と未来を繋ぐ大切な役目となる場所です。もちろん、お客様への売上にも貢献できなければならない。大きな"箱"を目の前に、どうデザインしていくべきか葛藤が始まりました」

STORY 02
一歩ずつ、ロジックによる根拠を積み重ねる。

より良いお菓子づくりのために、そしてより多くの方々へ喜びと集いの場を提供する旗艦店をつくるために、どうすれば良いのか。久保はまず周辺環境の把握から始めた。「旭川の人口はおよそ30万人ですが、うち一人が年間でお菓子に使う金額は"二万数千円程度"というデータが出ています。そうすると、市場規模としては年間60億円程度。そうした市場規模に売上データなどを当てはめることで、旭川の菓子市場におけるおおよその現状が把握できます」そうした数字は、いったい何の役に立つというのだろうか。「この旗艦店の目的は、"より良いお菓子づくりの実現"と、"より多くの喜びと集う場の提供"です。それを末永く実現するためにも、しっかりとしたビジネスプランは不可欠です。その意味で、先のような現状把握を元に、どれくらいの売上が見込めるか、オープンにあたってどれ位の予算が使えるかといったビジョンを描いていきました」コンサルタントに欠かせない"根拠"を裏付けていった訳だ。また、そうしたロジカルな視点は、お店づくりにも活かされている。「例えば、一時間かけて行ったお店には、一時間程度かけて見て回れる内容がほしいですよね。事実、移動にかける時間と滞在する時間は、おおよそ相関関係にあります。そのため、本プロジェクトのお店づくりにおいても、遠方から来たお客様向けにカフェスペースやイートインスペースを用意しました」根拠を重ね、かたちに活かす。成功へのロジックを一つずつ積み重ねるように、プロジェクトは進んでいった。

STORY 03
多くの力で目指す、たった一つのベストアンサー。

順調に思えるプロジェクト進行だが、"より良いお店づくり"を目指すからこそのハードルもあったという。クリエイターとのディスカッションも、その一つだ。「お店の設計にあたっては、確かな実績と手腕をお持ちの建築士やデザイナーの方々にも携わって頂きました。お互いがプロとしての責任を担いベストアンサーを目指す中で、話し合いも何度も重ねましたね。また、売上やブランドのことを第一に考える私と、見た目が与える印象や洗練された空間をイメージされているクリエイターの方々では、時に描いているゴールが異なる場合もあります。その間をいかにして埋め、最良のお店づくりを実現するかは苦労した点でもありました。同時に、必要なプロセスだったとも思っています」
やがて、お店はかたちになった。優しい菓子の薫りに満たされた店内には、職人の姿が見える工房スペースを用意。広々とした売り場には、美しくディスプレイされたお菓子のラインナップが整然と並ぶ。市外から来た人に旭川の素晴らしさを伝えられるよう、名物である"杜のまち・旭川"が体感できるクラフトショップも用意した。久保は言う。「地元紙に載せて頂いたり、洋菓子の専門雑誌に取材をされたりと嬉しいニュースも耳にしますが、まだまだこれから。このプロジェクトを機に、現在は"会社全体"のコンサルティングにも携わらせて頂いています。もっともっと、より良い未来づくりをお手伝いしたいですね」

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